【展望】 3歳牡馬のレベルがどうなのかだが、緩みのないペースだった菊花賞で後方から一気に動いて行って、差し切ったゴールドシップの勝ちっぷりは圧倒的だった。 ズブさのある馬だけに、トリッキーなコースの中山で歴戦の古馬を相手にいかに立ち回るかだが、更にパワーアップした今なら早目に出て行く、あのロングスパートで古馬陣を一蹴するシーンは十分期待できる。 相手は手広くということで、この馬から流して狙いたい。 相手候補筆頭はルーラーシップ。 先週の追い切りは平凡だったが、今週はピリッとした動きに変わってきた。 問題はスタートを五分に切れるかどうかだ。 スムーズに流れに乗れれば、アッサリ勝てるだけの能力の持ち主であることはいうまでもない。 大穴にオーシャンブルー。 現役の馬では全体的なボリュームや、若干アンバランスな体型から、トーセンジョーダンと共通点がある。 前走はそれほど時計面で目立ったものがなかったが、前々走アルゼンチン共和国杯はペースが落ち着いており、後方からレースをして脚を余していた。 【買い目】 (馬単) (3連複) 13→6 13−9−6 13→9 13−9−2 13→2 13−9−6 【展開】 枠順からすればアーネストリーが先行するケースはありそうだ。 となると同馬主のビートブラックは控えて番手から。その逆のケースもありそうだ。 ダイワファルコン、それに大外からルルーシュも好位に取りついて行く。 ルーラーシップはスタート次第で好位グループの後ろあたり。 スカイディグニティ、ダークシャドウはその前でタメて流れに乗る。 エイシンフラッシュ、ゴールドシップは早目に動くことを念頭にレースに臨むはず。 人気馬が外を回らざるを得ない展開になると、内目でロスなく立ち回れるだろうスカイとかダークが浮上してくるのではないか。 |