サンプル:山口敏太郎のサイバーアトランティア 〜世界の陰謀・オカルトの真実

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  山口敏太郎・サイバーアトランティア〜世界の陰謀・オカルトの真実

           サンプル号 2010年09月01日

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■ コンテンツラインナップ
■ 日々是精進 オカルトのインチキと科学の欺瞞
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>>>第一週<<<
◎山口敏太郎の世界の陰謀、オカルトの真実 
「JAL御巣鷹山墜落事故の闇 中曽根は何をやったのか」

◎衝撃ニュース
預言者・ジュセリーノの背後に見える闇の勢力

◎山口敏太郎の蔵出し原稿
流浪する日本のジプシー 山の民・サンカ

◎歩く雑誌・中沢健の「怪獣・UMA馬鹿一代」
今月の怪獣「何度でもチャレンジするバルタン星人の生き方」
 

◎イベント情報

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>>>第二週<<<
◎山口敏太郎の世界の陰謀、オカルトの真実 
「JAL御巣鷹山墜落事故の闇 飛行機付近をとぶ黄色い物体とは何か」

◎衝撃ニュース
手足のない性玩具 ダルマ女は実在する

◎山口敏太郎の超過激インタビュー
 一回目 岡本英郎氏
 「UMA事件のトリック ネッシー、つちのこ、ビックフットのインチキ」

◎オカルトの真実を追究する!!島田氏のオカルトの嘘
「誰でもスプーンは曲がります」

◎結城伸夫の関西百物語

◎イベント情報

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>>>第三週<<<
◎山口敏太郎の世界の陰謀、オカルトの真実 
「JAL御巣鷹山墜落事故の闇 口封じに殺された生存者?」

◎衝撃ニュース
アポロ計画に関して、大槻教授にかけれた米国の圧力

◎山口敏太郎の超過激インタビュー
 二回目 岡本英郎氏
 「UMA事件のトリック ネッシー、つちのこ、ビックフットのインチキ」


◎2010年怪談グランプリ準優勝 三木大雲
「京都のお坊さんの語る実話怪談」

◎イベント情報


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■日々是精進 オカルトのインチキと科学の欺瞞


私、山口敏太郎は、作家として歴史小説や漫画原作を親筆したり、オカルト研
究家として都市伝説や心霊、妖怪、UMA、UFOに関する本を編集・執筆し
ている。

既に著作も累計85冊を超え、昨年のテレビ・ラジオ出演回数も80回にのぼり、
オカルト作家して若手では一番手に数えられるようになった。

これは、これで喜ばしい出来事であるが、未来の日本を見据えるに当たって懸
念すべきこともある。プロ作家になってわかったことだが、このオカルトとい
う世界には、本当に不思議な現象も存在するが、意図的に創られた”フェイク
情報”も多い。

つまり、ビジネスとして成立させるために出版社やテレビ局関係者が、自称・
能力者やオカルト作家と連携を組み、読者や視聴者をペテンにかけてきた事例
が多々存在することは紛れも無い事実である。

単なる金儲けでやっている雑誌や作家が多いことに愕然としたのだ。勿論、資
本主義であり、プロ作家なのでビジネスに特化することは悪くない。だが、一
部のオカルトメディアの”フェイク情報”によって人生を狂わされた犠牲者が
出たことは、決して許されることではない。

過度に演出し、意図的に恐怖をあおる情報を垂れ流し続けたオカルトメディア、
その結果が、ハルマゲドン思想に影響されたオカルトマニアたちで構成された
オウム真理教による一連のテロ事件につながるのだ。この罪はあまりにも大き
い。あのオウム事件の時に、社会人であった日本人はこの問題に真摯に向き合
い、創られたオカルト情報による悲劇を今後も見つけ続け、二度と同じ過ちを
してはいけない。

だから、山口敏太郎は意図的に創られたフェイク情報、恐怖を煽るだけのイン
チキ情報を否定し、本当に必要な情報だけを報道することに勤めてきた。自分
で裏をとり、フェイク、商業的な仕掛けのあるインチキ情報は、全て情報公開
に勤めてきた。

逆に昭和の不思議本の作家たちは、このようなファンタジーをひたすら護って
きたという経過がある。そして、何十年も同じネタの使いまわしで食ってきた
のだ。でも、それは悪いことではない。平成デビュー組の我々の世代は、それ
を責めはしない。恐怖を煽ったり、他人を洗脳しない情報であれば、オカルト
情報そのものに枯渇した昭和はそれでよかったのだ。だが、膨大な情報が氾濫
する昨今、昭和と同じスタイルでは、プロ作家の活動は維持できない。今、必
要なのは情報の選別能力である。

山口敏太郎は、嘘は嘘で切り捨てていき、残った本物の不思議を不思議として
執筆してきた。情報取捨選択の時代が到来したのだ。これは、当然と言えば当
然の流れである。もはや海外のオカルト情報と言えども、学生でさえもネット
を使えば、簡単に裏がとれる時代である。そんな情報が自由化された時代にお
いて、いつまでもフェイク情報を護るのは限界に来ている。少なくとも、コン
ビニやWEBにおける出版物やポータルサイトで、山口敏太郎が持て囃されて
いるのは、図る範囲で”フェイク情報”を公開している点にあると思える。

ここ数年でも、随分とフェイク情報が明らかになっている。具体的な事例を幾
つか述べていこう。例えば、ユリ・ゲラーだが、海外の雑誌やポータルサイト
では”マジシャン”として紹介されている。つまり、日本人で言うならばMr.
マリックのような存在であり、超能力(サイキッカー)という形では紹介され
ていない。興味深いことに、ポケモンのキャラクターに超能力を使える「ユン・
ゲラー」というキャラクターがいるのだが、このキャラに対し、「自分を無断
でモデルにした」とユリ・ゲラーが訴えた。だが、裁判において「このキャラ
クターは超能力でスプーンを曲げるという設定ですが、貴方をモデルにしてい
るというならば、今ここで超能力でスプーンを曲げてください」と言われ、ユ
リ・ゲラーサイドが、超能力を司法の場で見せることができず、敗訴したとい
う裁判がある。まさに薮蛇とはこの事であろう。

また、筆者の友人に某有名霊能者の番組を創っていたプロデューサーがいるの
だが、彼に話を聞いたところ、霊能者の霊視とは全て事前調査とコールドリー
ディングだというのだ。事前調査のやり方は簡単で、別の番組名(「有名人が
故郷を訪ねる番組」や、「有名人の波乱万丈の人生を辿る泣かせる番組」)を
名乗り、同級生や幼馴染、親戚などに電話や現地調査で情報を集める。それを、
放送作家が台本に仕上げ、霊能者がさも霊視したかのように読み上げるという
カラクリである。証言した友人たちには、その番組が中止になったとか言って
おけば問題はなく、情報だけ数ケ月後に霊能者の番組で提供するというのが基
本的なやり方だという。

また、ホットリーディングは姿勢や歩き方、立ち方から体調を見るトリックで
あり、霊視の前に歩かせたり、立たせたりして肩や腰、手足の動きを見て「膝
が悪い」「腰痛だ」「肩こりが酷い」などと判断するのである。これなどはカ
イロプラティックを学べば簡単にできる。”見立て”である。また、会話の中
で情報を引き出していく手法も、トップセールスマンのセールステクニック集
や営業マニュアル本に記載されている。

はっきり断言するならば、霊能者として年収数億円をはじき出しながらも、明
らかに心身の鍛錬がなされていない緩みきった肉体を持っているような霊能者
に、清廉潔白な魂など宿りはしない。全て創られたエンターテイメントショー
なのだ。

また、未確認生物にも勘違いや偽の情報が多い。数年前に、ネッシーの写真
(俗に外科医の写真と呼ばれているもの)が潜水艦のおもちゃにヘビのおもちゃ
を引っ付けたインチキであったと公表されたが、他にも幾つかのフェイクが明
らかになっている。例えば、昨年騒ぎになり、CNNでも報道されたビックフッ
トの遺体事件の真相は、結局は着ぐるみを遺体に見せかけた”でっち上げ騒動”
であった。

逆に真実としか思えない事例もある。2008年9月26日、イエティ捜索隊
「イエティ・プロジェクト・ジャパン」がついにイエティの足跡を発見したと
10月21日に発表したのだ。場所は、ネパール北部ダウラギリ山の標高44
00メートル付近の山中であり、サイズは長さ18〜20cmと、やや小さめ
である。捜索隊のメンバーである八木原国明隊員のコメントによると「人間の
足跡であれば、靴を履いていないと寒さに耐えられないはず、足跡は雪男の存
在を示す証拠である」という。野生動物の足跡を見慣れている隊員たちの情報
は真実である可能性が高い。このように、未確認生物の世界でも虚実が混じり
あっているのだ。

UFOに関しても意図的にインチキ情報を流している存在が見てとれる。2009
年の夏、豊洲上空にて七色に光るUFOが目撃され、ららぽーとでの買い物帰
りとコンサートの客がこの出現シーンに遭遇、会社帰りの人間も含め、現場に
居合わせた数千人の人々が騒然となる事件があった。友人のデザイナーから報
告を受けた山口敏太郎も、このUFO事件に注目し、東京スポーツ紙上に報道
を持ち込み、解説コメントを寄せた。

この豊洲に出現したUFOらしき謎の物体の映像は、多くの人々が携帯電話や
デジカメで撮影し、ブログやmixiで公開している。中には何人か有名人がおり、
お笑いにバンドでアイス「ガリガリくん」の歌で有名なポカスカジャンのタマ
さんがブログに写真をアップされていたので、東京スポーツから連絡をとり、
目撃証言と写真を掲載をさせてもらった。

中には携帯で動画撮影した方もおり、その画像解析が注目されるところだが、
私が友人から聞いた話によると、一部の動画の解析は終わっており、結果は出
ているという。その結果はゲイラカイトだというのだ。つまり、凧揚げの凧な
のだ。七色に光ったというのは特殊な塗料(発光ダイオード説が有力)を塗っ
たといのが真相らしい。些か、興醒めだが、問題は更にややこしくなる。

実は豊洲のUFOと酷似したUFO写真が中国の重慶上空にて目撃されており、
現地の住民によって撮影されているのだ。これはいったいどういうことだろう
か。日中を股にかけたUFOインチキ事件を起こしている犯人がいるのか。そ
れとも、ゲイラカイトに発光ダイオードを塗ったものが、豊洲UFOだったと
いう解析情報そのものがフェイクであり日中を飛び回るUFOが実在するので
あろうか。この案件に関しては、もう少々調査と分析が必要である。

このように、一般的にオカルト情報と一言で括られてはいるが、虚実が入り乱
れ、その実態は様々である。当然、昭和のころは全部の事例が事実であるとい
う口調で雑誌やメディアにて報道されていたが、平成の現時点においては、
“このオカルト事件の真相は嘘であった”判明した時点で告知すべきである。
或いは、東京スポーツのように、これは全てジョークですというカミングアウ
トした遣り方も、読者に対しては親切である。

またこれらとは逆に、ヒステリックに科学をひけらかし否定するのも大人気な
い。わからないものは、「わからない」と明言する柔軟性も必要なのだ。科学
を信奉しすぎるのも、オカルトを妄信するのと大差はない。科学とは本来、未
知なるものを分析するのが目的であって、科学の過去の事例に無いからと言っ
て、何の調査もせずに頭から否定するのは、“科学的な姿勢”とはいえない。
それはもはや科学中心主義というカルト思想に洗脳された信者に過ぎないのだ。

今後、情報の渦の中で、我々は嘘と真実を常に見極め続け、科学の欺瞞とオカ
ルトの嘘を見抜いていかないといけない。2012年の人類を試す大峠とは、物理
的な破壊ではないと山口敏太郎は思っている。破壊が物理の世界で起こるので
はなく、人間の心の中で発生するのだ。恐怖をあおり、金を貪るだけインチキ
情報の配信者たちと、それを見破る心眼を持った民衆との、心と心の対決だと
山口敏太郎は思っている。

なだれのように押し寄せる情報の真偽と、その本質を心眼で見破れるようになっ
たとき、我々人類は一段階上に進めるのかもしれない。大峠の向こう側にこそ、
我々人類にとって、約束の地がきっとあるのだ。

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■公式Web:http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
■Twitter:http://twitter.com/bintarou
■山口敏太郎タートルカンパニー:http://kameyamashachu.mond.jp/
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