|
忙しい人たちへの時事ネタの提供 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ 1日1分！使える時事ネタ □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ ●発行者サイト http://netakonnsaru.jugem.jp/ ●新聞の大記事は、現在重要なことを 小記事は、将来大記事になる可能性があるもの。 時事ニュースも記事の見方次第で、先見性が養えます。 ■━━━━━━━━━━━━ 目次 １ 本日の時事ネタ ２ 編集後記 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■２ 本日の時事ネタ １月24日 右脳・左脳、ゲーム脳…脳科学の「神話」ご注意 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイトルに脳のつく書籍は、この５年間で3,000冊以上も 出版されているが脳に関する気になる話は、研究結果を拡 大解釈した俗説も少なくないという。 経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は、こうした俗説を「神 経神話」と呼んでいる。 （ネタの出どころ YOMIURI ONLINE) ●神話を鵜呑みにしない 神経神話と呼ぶ典型的な例として「〈論理的な左脳〉と 〈創造的な右脳〉」というような単純な区分けと、３歳児 までに豊かで多様な刺激を与えた方が頭が良くなるという 「３歳児神話」の二つをあげている。 △ゲーム脳 テレビゲームをやり続けると、子供がキレやすく反社会 的になるという「ゲーム脳」。 「前頭葉で脳波のアルファ波が増え、逆にベータ波が激 減するパターンは認知症と一緒」というのが根拠で、教育 関係者らに広く支持された。 しかし、「脳科学の真実」という著書もある坂井克之・ 東京大学准教授（脳科学）は「ベータ波はリラックス時に も減る。結論が先にあってデータを使っただけで、脳活動 のデータが何を示しているのかの判断は難しい」と批判す る。 △脳トレも 簡単な計算や音読で脳を鍛えるという「脳トレ」。 認知症の予防に応用した学習療法も広がっている。お年 寄りが脳トレに取り組み、認知症が改善したというデータ も出ているが、学習療法では介護スタッフが励まし、褒め ることが重要な要素だという。 スタッフがお年寄りの隠れた能力に気づき、その能力を 引き出す側面も大きい。 脳トレを提唱した川島隆太・東北大学教授は「学習療法 の目的は、認知症の改善で、どの要素が効いているかは重 要ではない」と主張するが、坂井さんは「脳トレだけの効 果なのか、科学的に検証されていない」と指摘する。 △なぜ神話が？ こうした神話が続々と生まれるようになったのは、1990 年代以降。磁気共鳴画像（ＭＲＩ）など脳の分析技術が発達 し、脳の画像が手軽に手に入るようになってからだという。 専門家でつくる日本神経科学学会も今月、科学的な根拠を 明確にした情報発信を求める声明を出して現状に警鐘を鳴ら した。脳の研究は教育や医療に応用されることが多いだけに 情報の出し手も受け手側も注意が必要になる。 ●ネタに関連する本 脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞 の増やし方 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140813539?ie=UTF8&tag=syoutarou-22&link ■ネタ使用度■ ★★★★☆ 脳には、未だに未解明な部分が多く、判らないことの方 が多いというのが現状があり、そこで神話が広がってしま うのだろう。 わからない未知なることは、噂や仮定が先走ってしまう。 最近では脳トレやテレビにも脳科学者が頻繁に出演する などブーム的な感じでもあるが、まだ使われていない未知 の領域があるだけに関心は高い。 その関心が高いだけに、真実を確実にわかりやすく伝え る責任が関係者にはある。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。 いかがでしたでしょうか？ 感想などございましたら、このメルマガに直接ご返信 下さい。 各紙面トップの小沢幹事長の任意聴取。 ワイドショー的な扱いや、否定できない取り扱いと本 来の焦点である「ゼネコンからの闇献金」や「公共工事 の口利き」疑惑が、別件になっているところが、ちょっ と白けさせています。 権力争いの構図も見え隠れし、そんな損得利権よりも もっとすることがあるだろう？と思っている人も多いの ではないでしょうか？ それにしてもカネ絡みはうんざりしますよね。 ☆ご意見・ご質問・仕事の依頼などどんな些細なことで も構いませんのでメールをいただければと思います。 →egawomisete@mail.goo.ne.jp ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者 ネタのコンサルタント mitsutomi ■社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由に構いません。 ■無断転載に関しては基本的に厳禁にし、自分の言葉など で修正していただければ転載は構いません。 ■広告や記事中でご紹介している商品・サービスに関して のトラブル等に ついて当方では一切責任を負いかねます。 ご自身の責任でご判断下さい。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |